人民網日本語版 2020年12月2日(水) 15時50分
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まるでコピー用紙のように薄く、自由に折り曲げられるフレキシブルな電子ディスプレーが11月29日、第17回中国・ASEAN博覧会(東博会)に登場した。
まるでコピー用紙のように薄く、自由に折り曲げられるフレキシブルな電子ディスプレーが11月29日、第17回中国・ASEAN博覧会(東博会)に登場した。このフレキシブル・ディスプレーは、西北工業大学の最新の研究開発によって誕生し、軽量な上、熱くなったりすることもない。この技術は、曲げることが可能な曲面照明装置にも応用することが可能という。
フレキシブル・ディスプレーをかなり早い時期から開発していたのは京東方科技集団(BOE)で、2001年にフレキシブル・ディスプレーの開発に着手し、2017年には中国初のフレキシブルAMOLEDの量産を実現した。
また、柔宇科技(ロヨル)もこの分野で大きな実績がある。同社は2014年、世界記録を更新した新型超薄型カラーフレキシブル・ディスプレーを製造し、その厚さは0.01ミリメートル、巻いた場合、半径1ミリメートルの大きさまで巻くことができる。2017年に柔宇科技が発表したフレキシブル・スマートバックパックは、「CES2017」イノベーションアワードの健康・スポーツ・バイオテクノロジー分野でイノベーション国際賞を受賞した。
曲面ディスプレーは、もはや人々のニーズを満たせなくなってきている。業界関係者は、「これからはフレキシブル・ディスプレーの時代が来るだろう。フレキシブル・ディスプレー搭載スマートフォンとタブレットPCの機能を併せ持った製品が、市場における新たなチャンピオンとなるだろう」との見方を示している。(提供/人民網日本語版・編集/KM)
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