Record China 2007年6月7日(木) 11時2分
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2007年6月4日、米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)は、「2007年国際エネルギー展望」を発表した。今後世界で最も消費量の伸びが大きいエネルギー源として石炭を挙げている。写真は浙江省寧波市の石炭集積基地。
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2007年6月4日、米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)は、「2007年国際エネルギー展望」を発表した。
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「展望」は、長期的な国際原油価格の高騰により、2004年から2030年までの間、世界でもっとも消費量の伸びが大きいエネルギー源として石炭を挙げている。その増加率は年平均で2.2%に達する見込み。2004年の石炭消費量47.6億トンから2030年には82.7億トンと消費量は倍増するという。エネルギー消費全体に占める石炭の割合も2004年の26%から2030年の28%へとやや上昇する。***
石炭消費量の増加に拍車をかけているのが急増する中国の石炭需要だ。6月4日、中国物流情報センターの発表によると、工業分野の好調を背景に、中国は石炭の産出量、輸入量ともに高い伸びを見せているという。今年3月には石炭の輸入量が輸出量を超え、中国は石炭の輸出国から輸入国へと立場を変えている。(翻訳・編集/KT)
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