「韓国選手がPKをだまし取った!」「奇妙な誤審」=疑惑の判定を中国メディアが猛烈批判

Record China    2020年12月4日(金) 19時20分

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3日に行われたACLグループFの上海申花対蔚山現代の試合で、「韓国選手がシミュレーションでPKを獲得した」と中国メディアで報じられ、注目を集めている。

3日に行われたサッカーのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループFの上海申花(中国)対蔚山現代(韓国)の試合で、「韓国選手がシミュレーションでPKを獲得した」と中国メディアで報じられ、注目を集めている。

問題のシーンは2点をリードされた上海が1点を返し、反撃ムードが高まった73分。中央を抜け出したキム・インソン(金寅成)が飛び出した上海のGK李帥(リー・シュアイ)に倒されてPKを獲得。しかしスロー映像では、キムは李と接触しておらず、自らダイブしているように見える。李は主審に「ノータッチ!ノータッチ!」と何度も訴えたが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)がなかったこともあり判定は覆らなかった。

中国のスポーツメディア・新浪体育は「審判が蔚山に疑惑のPKを与えた」と報道。PP体育のサッカーチャンネルはより直接的に「韓国選手がシミュレーションでPKをだまし取った!」と批判して、当該シーンのスロー映像を掲載した。中国足球報道は「このPKは上海申花の希望を完全に打ち砕いた。だがこれは本当にPKなのか」として、同じく問題のシーンの映像を掲載している。また、騰訊網も「奇妙な誤審」「複数のカメラが韓国人が偽りのダイブでPKを獲得したことを示している」と報じた。

このPKを途中出場のヨハンセンに決められた上海は、あきらめずに反撃を試みるも逆に終盤に再び失点して万事休した。勝利した蔚山はグループステージを首位通過。2位にはFC東京が入り、上海は敗退が決まった。

蔚山のPK獲得のシーンについて、ネットユーザーからは「役者だな」「本当に恥知らず」「李は全く触れていない」「とんでもない主審だ」といった声が上がった。また、このプレーで主審が李にレッドカード(退場)ではなくイエローカード(警告)を提示したことに疑問を呈する声も。決定機を阻止した場合はレッドカードが提示されることが一般的であるため、「本当にファウルがあったのならなぜイエローカードなのか」との疑問だ。

一方で、敗戦については「当然の試合結果」「実力には限界がある」「正直に言って、上海申花にグループステージを突破できる力はない。2勝できただけでも良い方」などと納得したり、「韓国や日本のクラブよりも高い給料をもらって、恥ずかしくないのか」「給料を下げよ。韓国クラブと同レベルで十分」など、給料に見合ったプレーを見せていないと批判したりする声が寄せられている。(翻訳・編集/北田

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