2014年3月31日、新聞晨報によると、フィギュアスケート選手の李子君（リー・ズジュン）が、世界選手権の成績が振るわなかったことでネットユーザーから批判され、中国版ツイッター（微博）のすべてのコメントを削除した。

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ソチ五輪後、李は一躍新しいフィギュアの女神の有力候補に躍り出たが、今回の世界選手権は“フィギュアの女神”からはほど遠い結果となり、実力でも精神面でもさらなるレベルアップが必要であることが浮き彫りとなった。

昨年の世界選手権では7位という好成績を残したが、今年は相次ぐミスにより17位に終わった。これにより、一部のネットユーザーからは「しっかり練習していない」など厳しい声が並んだ。年も若く、精神的にも鍛えられていない李は、これらの批判の声に、微博のすべてのコメント・写真を削除した。

これについてネットでは、賛否両論のコメントが飛び交っている。以下はその一部。

「責めるのはよせよ。彼女はまだ子どもだ！」

「彼女だって努力をし、苦しみを味わっている。なぜ批判するのか」

「一部の人間は他人を批判することしかできない」

「良ければおだて、悪ければ叩く。悲劇だ！」

「何を責めることがあるというのか。彼女は誰よりもうまく滑りたいと思っている」

「引き続き努力すればいい。つまらない頭のおかしいやつの言うことなんて無視すればいい」

「彼女の実力はこんなもの。見た目だけで有名になった」

「しっかりと練習していれば、あんな演技になるだろうか？心持ちが一番重要だ」

「本当のことを言えば、彼女はSNSで遊びすぎ。練習中さえも自画撮りして微博やインスタグラムにアップしている」

「ことあるごとにiPhone5で景色や料理を撮影し、試合に関することには一切言及しない。試合に行っているのか旅行に行っているのかわからない。食べるか遊ぶかばかり。どこがスポーツ選手だというのか」（翻訳・編集/北田）