Record China 2020年12月7日(月) 17時20分
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7日、韓国・ヘラルド経済によると、韓国の輸入ビール市場で日本からの輸入量が増加している。資料写真。
2020年12月7日、韓国・ヘラルド経済によると、韓国の輸入ビール市場で日本からの輸入量が増加している。
記事によると、韓国の10月の日本からのビール輸入額は37万ドル(約3850万円)で、前年同月比873.7%急増した。前年同月比で8月(30万8000ドル)は38.1%増加し、9月(34万7000ドル)には57.8倍に急増していた。
昨年は、日本の対韓輸出規制強化措置を受けて始まった日本製品不買運動のメインターゲットとなった影響により、7月に434万2000ドルだった輸入額は8月に22万3000ドルに減少。9月には6000ドルにまで減少していた。その後は増加に転じたものの、昨年末までに30万ドルを超える月はなかった。
ところが今年に入り徐々に輸入規模が拡大。5月には77万2000ドルに増加し、最近では30万ドルを上回っているという。
業界関係者は「2カ月前からコンビニやスーパーで日本のビールの割引きイベントが行われるようになり、消費者の購買欲が刺激された」と説明したという。
ただ、不買運動以前の水準にははるかに及ばず、今年10月の輸入額は、2年前の2018年10月(772万6000ドル)と比べるとわずか4.8%の水準にとどまっているという。
このニュースに韓国のネットユーザーからは「情けない。代わりのものはいくらでもあるのに」「途中でやめるなら初めからやらない方がまし」「日本人は韓国産ビールを飲まないというのに」「ゲームやアニメなら分かるけど、ビールは一番代わりがきくもの」など落胆の声が寄せられている。
また「例え最後の1人になっても日本製品不買を続ける」「大好きだったユニクロもアサヒもずっと我慢しているし、今後もそうするつもりだ」「せめて日本政府が謝罪するまでは頑張ろう」など不買運動の継続を呼び掛ける声も数多く上がっている。
ビールと共に不買運動の影響を大きく受けた自動車も最近は徐々に販売台数が回復している。レクサスは昨年後半、それまで1300~1400台だった販売台数が400~500台にまで減少した。しかし今年6月には1000台を超えるまでに回復。後半も700~800台をキープしているという。(翻訳・編集/堂本)
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