Record China 2020年12月7日(月) 22時20分
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6日、韓国のゲーム会社「ゲームブリッジ」が最近発売した慰安婦をテーマにしたゲーム「ウェンズデー」がユーザーの間で波紋を広げている。
2020年12月6日、韓国のゲーム会社「ゲームブリッジ」が最近発売した慰安婦をテーマにしたゲーム「ウェンズデー」がユーザーの間で波紋を広げている。
韓国メディア・韓国経済によると、同ゲームはクラウドファンディングなどで支援を受けて約7億ウォン(約6700万円)かけて制作された。インドネシアの収容所で唯一生き残った慰安婦女性スニとなり、1992年と45年を行き来しつつ日本軍の戦争犯罪に関する証拠を集めて推理し、他の慰安婦を救出する内容。元慰安婦の故金福童(キム・ボクトン)さんの「過去に戻れるなら仲間たちを助けたい」との発言からヒントを得て、「慰安婦、強制徴用、生体実験という過去の日本の残忍な犯罪」を世界に知らせる目的で制作され、開発段階からゲーム業界の間で注目が集まっていたという。
ところがユーザーからは、ゲームの「完成度」を指摘する声が相次いでいる。ネット上には「ゲームとして全く面白くない」「お粗末すぎる」「2020年とは思えないモデリング、モーション、演出」「投資額に見合うゲームじゃなくてがっかり」「登場人物のセリフが意図を際立たせようとして作為的になりすぎ」「プレー中ずっと何をすべきなのか分からなかった」「この程度なら小学生でも作れる」「歴史学を専攻するゲーマーであり、ゲームプランナーである者として、このゲームは全くお勧めできない」などの声が見られる。
また「いくら趣旨が良くても、開発にお金をかけた以上はちゃんとした物を作らないと誰もプレーしない」「慰安婦をゲームのテーマにする必要があったのか?」「慰安婦を産業的に利用するのは反対だ」と批判的な声も。
一方、一部からは「このゲームのおかげで当時の状況や被害者についての理解が深まった」「慰安婦を知らせる目的で作られたのだからゲーム性はどうでもいい」「登場人物の動作がぎこちないところがたくさんあったけど、暗い雰囲気やそれに合う音楽、ストーリーのおかげでゲームに没頭できた」「何もしないよりはいい。世界に慰安婦の歴史を広められる」と肯定的な声も寄せられている。(翻訳・編集/堂本)
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