Record China 2020年12月9日(水) 6時40分
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8日、韓国・KUKIニュースは、「造船強国の韓国が11月の世界の船舶受注量で1位となり、7月から5カ月連続の受注シェア1位を達成した」と報じた。資料写真。
2020年12月8日、韓国・KUKIニュースは、「造船強国の韓国が11月の世界の船舶受注量で1位となり、7月から5カ月連続の受注シェア1位を達成した」と報じた。
英国の造船海運分析機構「クラークソンズ・リサーチ」社の発表によると、11月の世界の船舶発注量は164万CGT(56隻)で、このうち韓国は60%以上(99万CGT)を受注し、中国(60万CGT)を抑えて1位となった。3位は5万CGTのベトナムだった。
今年1月から11月の国別累計受注実績は中国(667万CGT、298隻、46%)、韓国(502万CGT、137隻、35%)、日本(118万CGT、78隻、8%)の順だった。
韓国は6月末の時点では累積受注量1位の中国と39ポイントの差があったが、11月末には11ポイントまで縮まった。業界では「韓国の造船業界が中国との差を縮めたのは下半期に入り圧倒的な受注実績を上げたため」と分析されているという。韓国は7月から11月までの5カ月間、今年上半期比186%増の受注量を記録した。一方で同期間に中国は35%減少した。
国別の受注残量は中国が2498万CGT(37%)で最も多い。続いて韓国が1936万CGT(29%)、日本が829万CGT(12%)となっている。
これに韓国のネットユーザーからは「前政権で崩壊した造船業で1位を奪還できてよかった」「現政権の外交力と競争力が優れている証拠だ」「韓国の造船の優秀さをもっと世界に広めていこう」などと喜ぶ声が上がっている。
一方で「韓国の政治家が経済人のようになれば韓国は超一流の世界強国になれるのに」と皮肉交じりの声や、「笑っている場合ではない。韓国の造船業は発展するときに日本の技術と人材を大量に引き入れたが、中国も同じことをしている。油断していたら日本と同じ目に遭う。今ある技術を保全して発展させ、何よりも技術者の待遇を向上させて人材流出を阻止することが大事」と警鐘を鳴らす声も上がっている。(翻訳・編集/堂本)
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