Record China 2020年12月10日(木) 19時20分
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10日、韓国で2日後に12年の刑期を終えて出所する女児性的暴行事件の受刑者の嘆願書の内容が注目を集めている。写真は韓国。
2020年12月10日、韓国で2日後に12年の刑期を終えて出所する女児性的暴行事件の受刑者の嘆願書の内容が注目を集めている。
2008年に京畿道安山市で起きた同事件は、当時56歳だったチョ・ドゥスン受刑者が当時8歳の女児を誘拐して性的暴行を加え、障害が残る重傷を負わせたというもの。
韓国・JTBCは8日、今月12日に出所するチョ受刑者を特集した。報道では、チョ受刑者が嘆願書に「とても恥ずかしい罪状のため同僚の受刑者らに1度も話したことがない」とつづったことを紹介し、「恥という表現は自らの罪を非常に軽く考えている証拠だ」「反省が見られない態度」と指摘した。また、チョ受刑者に殺人や強姦など18の前科があること、今回の犯罪事実について「酒に酔っていたため覚えてない」との主張を貫き、嘆願書の最後には毎回必ず「最後のお願いだ。被害者に必ず会わせてほしい」と書いていたことも紹介された。
チョ受刑者は12日午前6時ごろに出所するとみられている。法務部と警察は、出所後のチョ受刑者に危害が加えられる可能性を懸念し、特別護送車で自宅に移動させる案を検討しているという。
これを見た韓国のネットユーザーからは「すぐにでも被害者に会って報復しそうな表現」「自分を刑務所に入れた被害者に会って何をするつもり?罪の意識がないのなら永久にこの社会から隔離しなければならない」「被害者は夢に出てきただけでも恐ろしいだろうに、直接会うだなんて。第3者の私でもその名前を聞いただけでぞっとする」「出所したら必ず事件を起こす、に一票」など怒りや不安の声が続出している。
その他「前科が18もある人にたった12年の刑期を言い渡した裁判官が許せない」「他の分野は分からないけど、裁判官だけは早くAIを導入して公正で合理的な判決を下してほしい」など、担当裁判官への批判の声も数多く見られた。(翻訳・編集/堂本)
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