中国、直近5年で1000万ヘクタール以上で砂漠化防止対策実施―中国メディア

人民網日本語版    2020年12月15日(火) 5時20分

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中国国家林業・草原局によると、第13次五カ年計画(2016-20年)期間中、中国は砂漠化防止の任務を1000万ヘクタール以上で実施した。

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中国国家林業・草原局によると、第13次五カ年計画(2016-20年)期間中、中国は法律に基づいて科学的、かつ総合的な取り組みを行い、砂漠化防止の任務を1000万ヘクタール以上で実施し、石漠化(大地から土が流出して岩がむき出しになる現象)防止の任務が130万ヘクタールで実施された。四大砂漠地(モウス砂地、フンシャンダク砂地、ホルチン砂地、フルンボイル砂地)の生態は全体的に改善しており、石漠化の程度も軽減の一途をたどっている。中国の北方エリアで発生した黄砂の回数は43回で、うち12回は砂嵐だった。第12次五カ年計画(2011-15年)の期間と比べると29%減だった。人民網が伝えた。

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荒漠化は「地球のがん」とも呼ばれている。中国の北方エリアの砂漠化、南方エリアの石漠化はその典型的な「症状」だ。第13次五カ年計画期間中、中国は法律・規定に基づいた科学的砂漠化防止対策を強化し、「砂漠化した土地への立ち入りを禁止して保護・修復する制度のガイドライン」に基づいて、健全な関連の制度体系を構築し、砂漠化防止対策改革を推進。さらに、目標、責任の審査を強化し、予測、予報の水準を向上させ、重点プロジェクト、プロジェクト建設の推進に力を入れた。2004年以降、中国はモニタリング期3期連続で荒漠化、砂漠化の面積と程度の「ダブル縮小」を実現し、全体的に抑制され、縮小の一途をたどり、機能が強化され、目に見えた効果が表れる良好な動向を維持している。

2016-20年の5年の間に、北京と天津周辺の砂漠化を防ぎ、生態環境を改善するプロジェクトにより、造林面積は累計で101万9000ヘクタール、流砂固定プロジェクトの面積は3万4700ヘクタールに達した。内モンゴル自治区、青海省、甘粛省などの黄河流域5省(区)では、大規模砂漠化防止のテスト事業が実施された。砂漠化したため立ち入りが禁止された新規保護区は46カ所、新設された国家砂漠(石漠)公園は50カ所に達した。

また、中央政府の予算内で資金100億元(約1600億円)が投じられ、石漠化防止対策が加速して実施されている。現時点で、中国の石漠化した土地の面積は1007万ヘクタールと、2011年と比べて193万2000ヘクタール減少した。うち、石漠化が深刻だった土地の面積は15万1000ヘクタール減少(47.1%減)した。長江流域の土砂の量は40%以上減少し、石漠化した地域の植被率は61.4%に改善した。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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