Record China 2020年12月14日(月) 17時20分
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12日、中国中央テレビは、中国に生息するジャイアントパンダには実は2種類が存在すると報じた。
2020年12月12日、中国中央テレビ(CCTV)は、中国に生息するジャイアントパンダには実は2種類が存在すると報じた。
同テレビはニュース番組の中で画面に2頭のパンダの画像を表示した上で、「違いがわかりますか?左側が『四川パンダ』、右側が陝西省の『秦嶺パンダ』です」と紹介。両者はいずれもジャイアントパンダ(中国語で“熊猫”)の亜種であり、「四川パンダ」は頭の形が大きくて長く、熊に似ているのに対し、「秦嶺パンダ」は頭が丸くて顎が小さく、猫に近い形状であると説明した。
また、両者が近親種であるものの、DNA研究の結果、「すでに30万年にわたって交流がない」ことが明らかになっているとも伝えた。
この件について、中国のネットユーザーは「30万年も交流がないって、どんだけの敵同士なんだよ」「近いのに、死んでも交流するもんかって感じだな。パンダ同士の関係も簡単じゃないのかもしれないね」「交流が少ない性質を持っているから、パンダの個体数が少ないのかもしれない」「時々老けた顔立ちのパンダがいるなと思っていたが、まさか種類が違うとは思わなかった」といった感想を残している。
また、どちらのパンダがかわいいかという議論も起きており「秦嶺パンダのほうが萌(も)え度が高い」「秦嶺は頭が真ん丸でかわいいね」など、秦嶺パンダを支持する声が多く見られたが、中には「秦嶺が好きだけど、四川のもかわいい。どうしよう、二頭とも抱いて寝たい」と悩むユーザーも。この議論には「これは、CCTVが四川省と陝西省の戦いを引き起こそうとしているぞ」といったコメントもあった。
このほか、「えーっと、こっちは着ぐるみ、こっちは本物です」というコメントが、多くのユーザーからの爆笑を誘った。(翻訳・編集/川尻)
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