anomado 2020年12月15日(火) 15時40分
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中国のドラマ界では「ブロマンスドラマの戦国時代」になると言われ、ブームに便乗した作品の中、「陳情令を超えられるか」が話題となっている。写真は「陳情令」主演のワン・イーボーとシャオ・ジャン。
独自の世界観と俳優の演技やルックスで、ファンの心をわしづかみにしたブロマンス時代劇「陳情令」。特に主役の魏無羨と藍忘機のカップリングが大成功を収めたことから、いま中国では空前のブロマンス旋風が巻き起っている。
中国のドラマ界では、2021~22年は「ブロマンスドラマの戦国時代」になると言われている。制作者はいずれも「魏無羨&藍忘機」を模倣して、新作ドラマの撮影期間や出演者の獲得、放送時期などをめぐって猛烈な競争を繰り広げている。
オンライン小説サイト「晋江文学城」は、ブロマンス小説の著作権をすでに62作品分売却しており、ドラマの撮影準備中の作品と、撮影中の作品、間もなくクランクアップの作品は計50を超えたという。
この中で特に期待されている作品は、ファン・チョンチョン(范丞丞)とワン・アンユー(王安語)主演の現代ドラマ「左肩有你」、チャン・ジャーハン(張哲瀚)とゴン・ジュン(龔俊)主演の武侠ドラマ「天涯客」、レオ・ロー(羅雲熙)とチェン・フェイユー(陳飛宇)のファンタジー時代劇「皓衣行」、ジン・ボーラン(井柏然)とソン・ウェイロン(宋威龍)のサスペンス時代劇「張公案」などだ。
「陳情令」の原作者・墨香銅臭による小説「天官賜福」もドラマ化が決定し、「次の魏無羨&藍忘機」を狙って、いまキャスティングがヒートアップ。SNS上でも「主役を演じてほしい俳優」をめぐり、熱い討論が交わされている。
ブームに便乗した作品が一気に放出される中、ファンの間では「陳情令を超えられるか」が話題となっている。しかし「陳情令」は、原作「魔道祖師」の知名度が高かったことに加え、巨額の資金を投じて撮影されたドラマだ。丹精込めた衣装と道具、原作を尊重する姿勢、シャオ・ジャン(肖戦)とワン・イーボー(王一博)のダブル主演などの好要素がそろってこその成功なので、簡単にはまねできないという意見が多数を占めている。(提供/華流・anomado)
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