アジア版クリミア危機は起こりうる未来、アメリカは日本を守り切れるのか?―米メディア

Record China    2014年4月8日(火) 13時15分

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6日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版サイトは記事「ヘーゲル国防長官:米国は日本の安全確保に力を尽くす」を掲載した。香港大学のレイエス客員教授は、米国の不透明な戦略は危険だと警告している。写真は日本・国会議事堂。

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2014年4月6日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版サイトは記事「ヘーゲル国防長官:米国は日本の安全確保に力を尽くす」を掲載した。

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日本、中国、モンゴルと3カ国を歴訪するヘーゲル米国防長官は5日、最初の訪問地である日本に到着した。6日、小野寺五典防衛相と会談。米国は日本の安全確保に全力を尽くすと言明した。

米国のアジア太平洋外交を研究する香港大学のレイエス客員教授は、米国の不透明な戦略は危険だと警告した。東アジアでは日中韓3カ国がいずれも激しい国内改革に取り組んでいるが、政府は改革への支持を得るためにナショナリズムを煽る必要がある。こうした背景のなか、小さな島をめぐる海洋領土紛争はより一層リスクが高まっているという。

レイエス教授はロシアのクリミア併合のような事態はアジアでも十分考えられることだと指摘。もし本当に日中が衝突したらどうするのか、日本が希望するように米国は日本を支持できるのかと疑念を呈している。(翻訳・編集/KT)

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