日本の学生服はかわいい!オバマ夫人の北京の学校訪問を機に巻き起こった学生服論議―中国メディア

Record China    2014年4月8日(火) 4時41分

拡大

5日、米オバマ大統領のミシェル夫人がこのほど中国を訪れ、北京師範大学第二附属中学を参観したニュースに関連し、学生が着用していた学生服のジャージーがネットユーザーの間で話題になった。

(1 / 2 枚)

2014年4月5日、華字紙・日本新華僑報の蒋豊(ジアン・フォン)編集長は中国メディア・新浪に「オバマ夫人が中国で引き起こした日中の学生服に関する大討論」と題した記事を掲載した。以下はその内容。

その他の写真

米オバマ大統領のミシェル夫人が中国を訪れ、北京師範大学第二附属中学を参観したニュースに関連し、学生が着用していた学生服のジャージーがネットユーザーの間で話題になった。「こんなかっこ悪い制服を着て青春期を過ごすなんてかわいそうだ」という意見のほか、多くの人が日本の制服と比較し、「日本はファッショナブルでかっこいいのに…」とうらやむ意見が上がった。

では、日本の学生服はどのように発展し、今日に至っているのか?日本では人生の各段階でさまざまな制服を着用し、一種の文化になっている。大部分の幼稚園、小中学校、高校が制服を採用し、各学校が独自のスタイルやマークを用いている。女子はスカート、男子はスーツが一般的だ。学生服採用の利点として、他校の生徒との違いがはっきりとし、学生の管理がしやすくなることが挙げられる。また、制服を着ることで学生に学校への帰属感を感じさせられる。

日本の学生服は長期におよぶ発展と変化を経ている。明治維新後の1873年、工学寮(東京大学工学部の前身の1つ)が学生に制服や生活用品などの支給を開始し、1879年には学習院でも制服の支給を開始した。当時の学生服はすべて政府が統一して支給していた。

第二次世界大戦期間中、日本政府は各方面の管理を強化し、学生服も管理を受けて国民服の一部となった。敗戦後、物資が極度に欠乏する状況の下で、多くの学校が学生服を支給できなかったが、日本経済の回復に伴って学生服の普及率も徐々に高まっていった。

1980年代、日本経済は極めて繁栄し、大都市では有名デザイナーを採用したり、流行を取り入れた制服が大ブームとなり、学生服のスタイルやデザインに大きな変化が起き、学生服が流行の要素の1つにさえなった。一部の学校では、学生服がかわいい、かっこいいなどの理由から入学希望者が殺到するような現象が生まれた。(翻訳・編集/HA)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携