拡大
7日、北京では墓地の価格高騰が深刻化しており、北京市民が比較的価格の安い河北省で墓地を購入するという現象も見られる。
(1 / 2 枚)
2014年4月7日、北京で土地不足による墓地の価格高騰が深刻化している。その値は住宅価格の何倍にもなっており、最高で1平方メートル25万元(約400万円)のものもある。中国広播網が伝えた。
【その他の写真】
今月5日は中国のお盆「清明節」。墓地には多くの人が先祖の墓参りに訪れ、故人を懐かしんだ。しかしこの墓地の価格が、北京では毎年10〜15%値上がりしている。価格帯は数万元〜数十万元(数十万円〜数百万円)までさまざま。面積や環境によって価格が異なり、安いものだと3万元(約48万円)程度から購入可能だが、面積はわずか0.5平方メートル足らず。16万元(約256万円)の墓地でも1.5平方メートルで、骨箱2個ほどの面積しかない。北京の土地不足の深刻さがうかがえる。
このような事態を受けて、北京市民が河北省で墓地を購入するという現象が生まれている。北京を取り囲むように位置する河北省では、墓地の平均上げ幅は5%程度で、北京と比べて格段に安い。一般市民にとって墓地は高嶺の花となっている。(翻訳・編集/藤)
Record China
2014/3/5
Record China
2013/10/30
Record China
2014/3/12
Record China
2014/1/17
Record China
2014/3/28
ピックアップ
この記事のコメントを見る