CRI時評 2020年12月24日(木) 13時30分
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2019年末時点で、中国全国の鉄道営業距離は13万9000キロに達し、そのうち高速鉄道は3万5000キロを上回り、世界一だ。
中国政府が22日公表した白書「中国交通の持続可能な発展」は、中国について、国連の「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に本腰を入れて取り組み、グローバルな交通ガバナンスに積極的に関わり、国際的な交流と協力を強化し、世界の持続可能な開発の促進と人類運命共同体構築の推進に、中国の知恵と中国の力を捧げていると言及している。
2019年末時点で、中国全国の鉄道営業距離は13万9000キロに達し、そのうち高速鉄道は3万5000キロを上回り、世界一だ。道路の総延長は501万3000キロに達し、そのうち高速道路は15万キロで、こちらも世界一だ。
中国は、国内のインフラ整備を進める一方で、各国との交通分野での協力も深め、世界の交通・経済の発展に力を注いでいる。中国と関係国の努力により、中国が「一帯一路」共同建設協力の重点と空間のレイアウトに基づいて提案した協力の枠組みは、基本的に形成されている。この枠組みがもたらす広域的な資源要素の秩序ある流れと最適化された配置は、各国・各地域が持ち前の資源力を発揮するのを助け、連動した発展を実現する。
中国は、多国間主義の確固たる支持者として、グローバルな交通ガバナンスシステムの改革にも積極的に働きかけてきた。白書によると、中国は終始、国際的な責任と義務を真剣に果たし、交通の開放と協力における「友人の輪」を絶えず拡大し、世界の貧困削減や汚染防止、経済発展などに重要な貢献をしてきた。特に今年のコロナ禍で、中国は防疫支援物資の輸送を全力で保障し、世界の団結防疫と経済回復を力強く促してきた。
中国は計画に基づき、2035年までに交通強国を基本的に築き上げることになる。中国は、交通の質の高い発展を推し進め、世界の相互接続と各国民心の相互疎通を促し、人類運命共同体の構築に向けてしかるべき役割を示していくことになるだろう。(CRI論説員)
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