<マレーシア機不明>探知した信号はブラックボックスと一致、発信機の電池切れ迫る―豪当局

Record China    2014年4月10日(木) 9時38分

拡大

9日、消息を絶ったマレーシア航空370便の捜索を統括するオーストラリア合同調整センターは、豪海軍の洋上支援船「オーシャン・シールド」が8日にも、ブラックボックスが発したとみられる音波を再び2度にわたり探知したことを明らかにした。資料写真。

(1 / 2 枚)

2014年4月9日、消息を絶ったマレーシア航空370便の捜索を統括するオーストラリア合同調整センター(JACC)のアンガス・ヒューストン前国防軍司令官は、豪海軍の洋上支援船「オーシャン・シールド」が8日午後4時27分と同10時17分にも、ブラックボックスが発したとみられる音波を再び2度にわたり探知したことを明らかにした。1つ目は5分32秒、2つ目は約7分間続いていたという。香港紙・明報が伝えた。

その他の写真

ヒューストン氏によると、信号の周波数は33.331キロヘルツで、発信間隔は1.106秒だったという。

ブラックボックスの基準周波数と多少の違いがあることについて、同センターの専門家と米国のブラックボックス製造業者は、「バッテリーの消耗や水温変化などで周波数が変動する可能性がある」としており、信号は自然界からのものではなく、ブラックボックスの条件と一致すると判定した。

ヒューストン氏は、8日に探知された最後の信号が微弱だったことから、ブラックボックスはバッテリーの寿命切れが迫っているとも指摘。電池寿命が切れたことが確認された後に、海底の様子を調べる音響測定機を備えた無人潜水機「ブルーフィン21」を投入するとしている。同氏は「それほど遠くない将来に、機体やその残骸を発見することを楽観している」とも述べた。(翻訳・編集/NY)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携