日本、全世界からの外国人の新規入国停止=中国メディア「五輪開催に懸念加わる」

Record China    2020年12月28日(月) 14時20分

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日本が全世界からの外国人の新規入国を来月末まで停止することに関連し、中国メディアの時代財経は「東京五輪にまた懸念が加わる」と報じている。写真は五輪までのカウントダウンボード(東京・新橋駅SL広場)。

新型コロナウイルスの変異種の感染者が各国で増えている状況を受け、日本は全世界からの外国人の新規入国を今月28日から来月末まで停止する。これに関連し、中国メディアの時代財経は27日、「2021年の東京五輪にまた懸念が加わる」と報じている。

記事はまず、全世界からの外国人の新規入国停止について、「各国と日本との間の経済・貿易交流に影響が及ぶだけでなく、もう一つ打撃を受けることになるのは、開催に懸念が広がる東京五輪だ」とした。

そして、東京五輪の開催について、海外メディアからは「シュレーディンガーの猫」のようなもので「ふたを開けてみるまでは中の状況は誰にも分からない」との指摘も出ていると伝えた。

記事は、NHKが12月に約1200人から回答を得た世論調査で、東京五輪・パラリンピックの開催について「中止すべき」が32%となったことを紹介した。

さらに、東京五輪の組織委内部でも悲観論が広がり、ある理事からは「政府の感染を抑える施策が見えてこない。このままでは中止にせざるを得ない状況になってもおかしくない」との声も聞かれるとするスポーツ報知の記事も取り上げている。(翻訳・編集/柳川)

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