2014年4月10日、このほど還暦を迎えたジャッキー・チェンが、息子で俳優のジェイシー・チャン（房祖名）を後継者に据えることについて語った。国際在線が伝えた。

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今月7日に60歳の誕生日を迎えたジャッキー。映画会社のJCE社（成龍英皇影業有限公司）などビジネス面においては、ジェイシーが後継者になることを改めて明らかにしている。とはいえ、ジャッキーよると、CEOの座を明け渡すのは「何年も先のこと」。さらに、もしジェイシー1人の手に負えなかった場合は、ニコラス・ツェー（謝霆鋒）など親交の深い俳優仲間に「サポートしてもらってもいい」と話している。

一部では20億元（約330億円）超とも言われる資産総額について、「自分たちで想像してみて」と記者に語ったジャッキー。現在の理想的な仕事スタイルは、「がっちり稼いで、がっちり寄付すること」だと語る。ジャッキーによると数年前、すでに資産の半分を自身の基金会へ回しており、「希望は僕が死んだ時、銀行の預金額がゼロになっていること」だとか。しかし、ジェイシーに1元も残さないわけではなく、理由はジェイシーの母親で、元女優の夫人ジョアン・リン（林鳳嬌）の目が怖いからだという。

ジェイシーが2004年にデビューして以来、ジャッキーは表立って息子をサポートすることがなかった。しかし還暦の節目を迎え、またジェイシーもデビュー10周年になることから、今後の親子共演の可能性について「拒否はしない」と語っている。（翻訳・編集/Mathilda）