Record China 2014年4月14日(月) 8時37分
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11日、世界最大規模の軍隊を有する中国は、人員、艦艇、航空機、防衛予算のいずれにおいても大きく日本を上回るが、根本的な弱点のために戦いを躊躇せざるを得ないという分析がある。写真は中国人民解放軍。
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2014年4月11日、世界最大規模の軍隊を有する中国は、人員、艦艇、航空機、防衛予算のいずれにおいても大きく日本を上回るが、根本的な弱点のために戦いを躊躇せざるを得ないという分析がある。AFP通信の報道を参考消息が伝えた。
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アジアの二大国は激化する領土問題、歴史問題で対立する立場に置かれており、米国のヘーゲル国防長官が先日両国を相次いで訪問したことが緊迫した局面を物語っている。ヘーゲル長官は日本を支持する米国の立場を改めて伝え、人民解放軍の高級将校との忌憚のない対話の中で中国の軍備拡張を批判した。
中国はヘーゲル長官に対し、東シナ海の島の主権問題は中日対立の核心であり、交渉の余地はなく、中国が妥協することはないと伝えた。だが、中国の常万全(チャン・ワンチュエン)国防相はヘーゲル長官との会談で、中国がこの問題において先制することはないとも述べている。
イギリスの国際戦略研究所(IISS)が2月に発行した2014年版『ミリタリー・バランス』は、中国軍は数の上ですでに日本を上回っていると伝えた。同報告書によると、昨年の時点で中国の軍人は約230万人、日本は24万7000人。作戦用航空機、戦車、潜水艦でも中国は日本を大きく上回っている。中国がそれぞれ2525機、6840両、66隻であるのに対し、日本は630機、777両、18隻である。中国の昨年の国防支出は1122億ドル、日本は510億ドルだった。
だが、同報告書は中国には作戦経験、訓練、士気が不足しているという問題や、指揮系統、対潜戦といった分野に欠陥があると指摘し「ある分野において、韓国や日本などの先進的な兵力に対し、中国軍は質の面で依然として劣っている。米国と比較すれば、その差はさらに大きくなる」と述べている。(翻訳・編集/岡本悠馬)
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