Record China 2021年1月5日(火) 21時20分
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4日、騰訊網は、女子テニスでグランドスラムを2度制した李娜が中国籍を離れたとのデマがネット上で拡散し、当局が否定したことを報じた。
2021年1月4日、騰訊網は、女子テニスでグランドスラムを2度制した李娜(リー・ナー)が中国籍を離れたとのデマがネット上で拡散し、当局が否定したことを報じた。
記事は、2011年に全仏、2014年に全豪の女子シングルスで優勝した李について、先日「劉文華弁護士」を名乗るネットユーザーがネット上に「李が中国国籍を離れた」とする領事証明書を掲載したと紹介。この書き込みに対して他のユーザーからは「他人のプライバシーを侵すような輩が弁護士だと?」「まずは、どの李娜なのかをはっきりせよ。こういう注目の集め方は不適切だ」などの批判が相次いだと伝えた。
そして「李娜が中国籍を離れた」というキーワードが検索人気ランキングに登場するなど注目を集める中、多くのメディアが「この李娜は、元テニスプレーヤーの李娜ではないことが明らかになっている」と情報を否定する動きに出たとした。
さらに、韓国・釜山の中国領事館も騒動の鎮静化を図るべく声明を発表、「申請者は氏名が有名アスリートと同じであり、すでに韓国に長年定住していた」として、「中国籍を離れた李娜」は別人であることを明らかにするとともに、他人の法律文書を盗み、ネット上で公開したことに対する非難も示し、個人のプライバシーを守るよう呼び掛けたと伝えている。(翻訳・編集/川尻)
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