人気作家・瓊瑤と中国時代劇の盗作騒動、脚本家が「パクリ指示された」証言―中国

Record China    2014年4月17日(木) 16時29分

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16日、台湾の女性小説家・瓊瑤が、中国ドラマが自身の原作ドラマをパクったと指摘した騒動で、女性脚本家がパクリの信ぴょう性を高めるコメントを発表した。写真は「宮鎖連城」。

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2014年4月16日、台湾の女性小説家・瓊瑤(チョン・ヤオ)が、中国ドラマが自身の原作ドラマをパクったと指摘した騒動で、女性脚本家がパクリの信ぴょう性を高めるコメントを発表した。鳳凰網が伝えた。

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社会現象を巻き起こした「還珠姫 〜プリンセスのつくりかた〜」をはじめ、瓊瑤原作のドラマは20年以上にわたってヒットを連発してきた。その瓊瑤が15日、放送中の中国ドラマ「宮鎖連城」が自身の過去のヒット作「梅花烙」をパクっていると指摘。「宮鎖連城」を手掛けた中国の著名プロデューサー・于正(ユー・チョン)を厳しく批判した。また、中国のメディアを管理する国家広播電影電視総局(広電総局)に早急な対応を求めていることも明らかにした。

16日、于正の手掛けるドラマで一緒に仕事をした経験を持つ著名な女性脚本家、李亜玲(リー・ヤーリン)が中国版ツイッターでコメントを発表。「ある作品で『梅花烙』をパクるよう指示されたが拒否した」「きれいごとをやっていては成功しない、と言われた」「『パクリ』は20%程度にとどめておけば、法的な問題は発生しないと言われた」など、于正プロデューサーの“悪行”をすっぱ抜く内容となっている。

瓊瑤側は「宮鎖連城」を製作した湖南衛星テレビに対し、放送中止を求めている。しかしこのドラマは現在、同一時間帯で視聴率トップをキープしているため、「簡単に中止にはしないだろう」というのがテレビ関係者の見方だ。また、中国のポータルサイトで16日に行われたアンケート調査では、9割を超えるネットユーザーが瓊瑤の言い分を支持している。(翻訳・編集/Mathilda

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