Record China 2021年1月14日(木) 17時20分
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13日、観察者は、韓国のテレビ局が2019年に放送した「三一独立運動」に関する内容が、中国のネット上で物議を醸していると報じた。写真は五四運動の発祥地、現在は北京新文化運動記念館になっている。
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2021年1月13日、中国メディアの観察者は、韓国のテレビ局が2019年に放送した「三一独立運動」に関する内容が、中国のネットユーザーの間で物議を醸していると報じた。
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記事は、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で13日、19年に放送された韓国の番組に対する批判が集まったとし、その内容について「韓国の三一独立運動100周年をテーマに、同運動が世界に与えた影響について紹介した際、当時民族意識に欠けていた中国人が同運動をうらやましがり、その後、五四運動を起こしたと説明するものだった」と紹介した。
そして、この番組の中で韓国の専門家が「中国は当時の朝鮮とは異なり、日本に略奪されても必死に取り戻そうとする民族意識がなく、国家観が非常に薄弱で、独立闘争意識がなかった。北京大学の学生たちは、朝鮮民衆の勇敢な抗日を目の当たりにしてようやく反省し始め、五四運動を始めたのだ」と論じたことを伝えている。
その上で、中国国内では「五四運動」と「三一独立運動」の関係について、大多数の学者が「相互支持、相互鼓舞」の関係にあったとの見解を示していると指摘。「朝鮮で三一独立運動が起こると中国の先進的な新聞が報道を行い、朝鮮人民に声援を送った。そして中国の民衆も朝鮮人民の呼びかけに対して積極的に反応した」と紹介した。
記事は「五四運動」で爆発した「国恥感情」は1919年になって、しかも「三一独立運動」後に初めて中国で出現したものではなく、それ以前から長きにわたって蓄積されてきたものだったのだと主張。韓国の番組の放送内容を否定した。(翻訳・編集/川尻)
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