メルケル独首相が英国変異種を「ブリティッシュ・ウイルス」と呼ぶ? 英国人怒り―中国メディア

Record China    2021年1月15日(金) 11時20分

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14日、観察者網は、ドイツのメルケル首相が新型コロナウイルスの変異ウイルスについて「ブリティッシュ・ウイルス」と称したとの報道に、英国人が憤りを示していると報じた。写真はロンドン。

2021年1月14日、観察者網は、ドイツのメルケル首相が新型コロナウイルスの変異ウイルスについて「ブリティッシュ・ウイルス」と称したとの報道に、英国人が憤りを示していると報じた。

記事は、メルケル首相が13日の新型コロナ関連会議にて英国をあからさまに批判し「われわれがブリティッシュ・ウイルスを阻止する方法を講じなければ、4月のイースターまでに感染者数が現在の10倍になる」と発言したとする英デイリー・メールの報道を紹介した。

そして、実際に「ブリティッシュ・ウイルス」と発言したか否かについては事実確認が取れていないとする一方で、このデイリー・メールの報道を受けて早くも英国人がネット上で怒りをぶちまけていると説明。「英国で変異したという証拠を示せるのか」「じゃあドイツで変異したときにはジャーマン・ウイルスと呼んでやろう」「この人はコロナウイルスの変異が世界的な問題だということを理解していないのか」「民族主義だと批判された『チャイナ・ウイルス』と一体何の違いがあるのか」といったコメントが寄せられたと伝えている。

また、英独両国間に存在する「第2次世界大戦の宿怨」に触れ、「じゃあ、1939~45年のジャーマン・ウイルスは何なんだ。英国はこのウイルスを撲滅するために100万人を犠牲にしたんだぞ」「戦後、彼らはずっとわれわれを非難するタイミングを待ってたんだ。せいぜい楽しませてやればいい」とのSNSの投稿もキャプチャ画像と共に紹介している。(翻訳・編集/川尻

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