買い物券に補助金…春節の帰省・旅行控えその場で過ごして、中国各地で奨励―香港メディア

Record China    2021年1月20日(水) 5時20分

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中国では2月11日から17日まで春節(旧正月)の7連休を迎える。

中国では2月11日から17日まで春節(旧正月)の7連休を迎える。これに関連し、香港英字メディアのサウスチャイナ・モーニング・ポストは16日、「大規模な人の流れによるウイルス拡散を懸念、政府は人々に旅行をさせないために金を支払う」とする記事を掲載した。中国・環球時報のニュースサイトが18日、その内容を要約して次のように伝えている。

企業や地方自治体は、来月の春節に先立ち、労働者や住民を家にとどまらせるための金銭的インセンティブを提供している。

中国で最も重要な祝日である春節のお祝いは、家族団らんやにぎやかな場所への旅行などで(今年は)2月12日に最高潮に達する。

中国の運輸当局は、今年の春節前後に鉄道だけで全国で延べ3億人が旅行すると見積もっている。昨年は都市封鎖と政府による旅行禁止で、飛行機、電車、バスを含む旅行は前年比50.3%減の延べ14億7000万人にとどまった。

広東省の工業都市である仏山市は、市民に買い物券や観光地の入場券、映画のチケット、食品、新年の装飾品などを提供し、春節期間中の旅行を控えるよう促している。

江蘇省蘇州市相城区は、企業の従業員の帰省をとどまらせるため、1人当たり500元(約8000円)を支給するとともに、従業員に同様の支給をする企業に対し、借り上げる国営住宅の家賃の半分を免除することを約束している。

福建省アモイ市海滄区は、春節期間中にとどまる区民に対する総額1100万元(約1億7800万円)の補助金を発表している。(翻訳・編集/柳川)

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