Record China 2021年1月20日(水) 6時20分
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18日、韓国・ニュース1は、韓国気象庁がかつてない豪雪に見舞われるとの予報を出したが、実際はそこまでの積雪とはならなかったとし「気象庁の誤報に市民も公務員も疲労困憊した」と伝えた。資料写真。
2021年1月18日、韓国・ニュース1は「韓国気象庁がかつてない豪雪に見舞われるとの予報を出したが、実際はそこまでの積雪とはならなかった」とし、「気象庁の誤報に市民も公務員も疲労困憊(こんぱい)している」と伝えた。
韓国気象庁は天気予報を頻繁に外すことから「誤報庁」とのあだ名もある。記事によると、韓国では18日午前10時現在、首都圏をはじめ各地に大雪特報が発令されていた。しかし首都圏の降雪量は予想を大きく下回り、ソウル・瑞草(ソチョ)区が0.9センチ、仁川(インチョン)が0.8センチ、水原(スウォン)が3.5センチの積雪だったという。
市民らの話によると、前日の17日には数回にわたり、携帯電話に災害情報を伝えるメッセージが送られていた。「10センチの積雪」との予報もあり、月曜の朝の出勤を心配し早朝に家を出るなど対策をする人も多かった。ある会社員は「天気予報は当たったり外れたりするものだが、災害情報は正確に出してもらいたい」と話したという。
またソウル市は大雪に備え、17日から特別勤務体制を取るなど、大々的な除雪作業を行っていた。6~7日の大雪による混乱を反省し、今回は約8000人と約1000台の除雪車を投入。バスや地下鉄も朝の通勤ダイヤ時間帯の延長などを実施した。公務員も「準備をしていたが、さほど雪が降らず拍子抜けした」「出勤時の混雑も普段と変わらなかった」と話したという。
この記事に、韓国のネットユーザーからも「うそつき気象庁、改革が必要だ」「何のために気象庁をつくったのか。解体した方がいい」など厳しい声が上がっている。
一方で「被害がなくてよかったじゃないか」「しっかり準備して悪いことはないと思う」「雪は降らないと言ってたのに大雪になったほうが被害は大きいんだから」「備えが遅れたら文句を言い、少しはずれたら文句を言う。わざとやってるんじゃないんだから、ほどほどにしようよ」など、気象庁を擁護するコメントも多く寄せられている。(翻訳・編集/麻江)
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