2021年1月18日、頭条新聞は、山東省のバス車内でiPhoneを使用していた女性が別の乗客から罵声を浴びるトラブルが発生したと報じた。

記事によると、同省烟台市で17日、女性が路線バスに乗車中にiPhoneを操作していたところ、同じバスに乗車していた中年男性から「おまえは中国人じゃないのか」などと言いがかりをつけられ口論となった。女性が下車しても、男性はついてきてののしり続けたという。

当事者の女性は「男性とは面識がない。15分ほどののしられ続けた。iPhoneを7～8年使っている。外国のスマートフォンを持つことと愛国とは関係ない」と語っている。

この件について、中国のネットユーザーは「愛国主義はならず者の隠れ蓑」「日本製品の不買運動で車を破壊したのはこういう輩なんだろうな」「ムキムキの大男がiPhoneを使ってたら、同じようにののしれるのか？」「さえない人生を送ってきた中年男は、偉そうに他人を説教するのが趣味になるのだ」「そんなこと言ったらAndroidだって外国製だぞ」「昔の紅衛兵からそのまま大人になっちゃったんだな」といったコメントを残している。（翻訳・編集/川尻）