2021年1月19日、韓国・朝鮮ビズによると、格付け会社の米ムーディーズによる環境・社会・ガバナンス（ESG）評価で、韓国が最高の1等級を獲得した。

ムーディーズは18日、144カ国に対するESG評価報告書を発表した。1等級（ポジティ）だったのは韓国のほかドイツ、スイス、シンガポール、デンマーク、ニュージーランド、スウェーデンなど11カ国。2等級（中立的）は米国、英国、豪州、フランスなど30カ国、3等級（ややネガティブ）は日本、中国、イタリア、ロシアなど38カ国となっている。

韓国はガバナンスが1等級、環境と社会が2等級との評価だった。環境は「炭素転換」「気候変動」「水資源管理」「廃棄物および公害」「自然資本」の5項目が全て2等級だった。社会は「教育」「保健および安全」「基本サービスのアクセシビリティ」が1等級だったが、急速な高齢化などのため「人口」の評価が低かった。ガバナンスは「制度」「政策信頼性および効果性」「透明性および情報公開」「予算管理」の4項目全てが1等級だった。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「文在寅（ムン・ジェイン）大統領と政府の努力に拍手を送ります」「韓国は偉大だ！」「韓国を誇りに思う」「文政権の努力が輝きを放っているね」「わずか数年前まで、こうして韓国が先進国のリーダーとして認められると想像できた？。文政権の成果だ」「李明博（イ・ミョンバク）朴槿恵（パク・クネ）政権で、一度でもこういうことがあったか？」「1等国の国民だ」「保守の人々はもうじき国が崩壊するかのように大騒ぎしてたのに」など、喜びの声が殺到している。（翻訳・編集/麻江）