2014年4月19日、香港の女優エレイン・ン（呉綺莉）がこのほど、ジャッキー・チェンとの間に娘を妊娠した当時、自殺が頭をよぎったことを明かしている。新華網が伝えた。

【その他の写真】

中華圏最大級のミスコン「ミス・アジア」をきっかけに女優デビューしたエレインは、既婚者のジャッキーと不倫関係に陥り、1999年に女児を出産。その後は上海に移住して芸能界から姿を消したが、2011年に香港に戻り、タレント活動を再開している。

今月16日、テレビ番組の記者発表会に出席したエレインが、過去のエピソードについて語った。娘のエッタ・ン（呉卓林）ちゃんを妊娠した当時、世間はジャッキーとの不倫関係に大騒ぎし、連日のように関連ニュースが報じられた。それを見るにつけ、「妊娠中の精神的な不安定さも手伝って、自殺が頭をよぎることがあった」と話している。しかし「愚かな考え」を振り切ったというエレインは、「人生は平坦な道ばかりじゃない。受け入れる覚悟さえすれば、心を乱されることもない」と、当時の心境を思い語っている。

エッタちゃんを出産した際、ジャッキーは上海移住を条件として、月額10万香港ドル（約130万円）の生活費を約束したとされる。しかしエレインはエッタちゃんの教育環境を考えて2011年、親子で香港に戻った。これに怒ったジャッキーが生活費を打ち切ったため、エレインがタレント復帰したと伝えられている。（翻訳・編集/Mathilda）