上海海事法院、商船三井の28万トン船舶を差し押さえ=戦時中の傭船賠償紛争―香港紙

Record China    2014年4月20日(日) 14時10分

拡大

19日、上海海事法院(裁判所)は、第二次大戦期に旧中威輪船公司が受けた損失に対する賠償として、商船三井の船舶1隻(28万トン)を差し押さえた。写真は上海海事法院。

(1 / 2 枚)

2014年4月19日、上海海事法院(裁判所)は、旧中威輪船公司が第二次大戦期に受けた損失に対する賠償として、株式会社商船三井の船舶1隻(28万トン)を差し押さえたと弁護士に通知した。中国民間対日賠償請求連合会の童増(トン・ゾン)会長が明らかにした。20日付で香港・文匯報が伝えた。

その他の写真

報道によると、旧中威輪船公司は、同社が所有する船舶2隻を賃借する契約を結んだ日本の大同海運株式会社が、1937年8月から傭船料を支払わず、契約に定められた返還日以降も2隻を占有・使用し、最終的に沈没させたとして、大同海運に対し、損失額を賠償するよう求めていた。

上海海事法院は2007年12月、大同海運が、傭船契約満了から2隻の沈没までの間、2隻を不法に占有したと判断。船舶所有者の実際の損失額について権利侵害賠償責任を負うべきだとして、大同海運を吸収合併した商船三井に対し、約1億9000万元を支払うよう命じていた。(翻訳・編集/NY)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携