Record China 2021年1月21日(木) 19時20分
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中国を侮辱するようなコメントに「いいね」したことが問題視されたYouTuberについて、「中国では契約解除されたがYouTubeのフォロワーは増えている」とする記事が騰訊網に掲載された。資料写真。
中韓の間で勃発したキムチ論争をめぐり、中国を侮辱するようなコメントに「いいね」したことが中国で問題視された韓国のYouTuber、Hamzyについて、「中国では契約解除されたがYouTubeのフォロワーは増えている」とする記事が21日、中国・騰訊網に掲載された。
記事によると、「Hamzyの中国侮辱事件は非常に劣悪な影響を引き起こした」などとして中国の会社から契約を打ち切られたHamzyだが、中国で動画が次々と削除されるなど「封殺」状態に直面するのとは対照的にYouTubeのチャンネル登録者数は伸びた。中国で契約解除が発表された17日は529万人だったが、その後3日間で6万人増加。18日に公開された動画も多くの視聴回数を維持し、それに称賛コメントを寄せる韓国のネットユーザーも少なくないという。
中国メディアのこれまでの報道によると、HamzyはYouTubeで配信した動画に寄せられた「中国人が韓国のキムチや韓国風のり巻きを中国のグルメとして奪った」などとする内容のコメントに「いいね」したことが問題視された。批判を受け中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で謝罪文を発表したが、その後もYouTubeで「キムチやのり巻きはもちろん韓国のもの」とコメント。Hamzyと契約を結んでいた中国の会社は17日夜、契約解除に関する文章を発表し、「Hamzyの中国侮辱事件は非常に劣悪な影響を引き起こした。それゆえ、本人との全ての協力関係の中止を決めた」などと説明した。
記事はこれとは別に、「Hamzyが20日夜に長文を発表した」とも紹介。自身が「いいね」したコメントについて機械翻訳による誤解があり、それが原因で中国のネットユーザーを不愉快にさせたことを謝罪したと伝えた。(翻訳・編集/野谷)
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