Record China 2014年4月21日(月) 12時42分
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21日、シンガポール華字紙・聯合早報は、韓国南西部沖で起きた韓国船「セウォル号」の沈没事故について、「もともと乗客が避難する時間は十分にあった」と伝えている。写真は韓国紙の事故報道。
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2014年4月21日、シンガポール華字紙・聯合早報は、韓国南西部沖で起きた韓国船「セウォル号」の沈没事故について、「もともと乗客が避難する時間は十分にあった」と伝えている。
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20日、韓国検察・警察合同捜査本部は、事故発生当時のセウォル号と管制センターの交信の内容を公表した。それによると、16日午前8時55分ごろ、セウォル号は済州交通管制センターに船体が傾いていることを報告。午前9時6分に珍島海上交通管制センターに対して救助を要請した。
午前9時23分、珍島海上交通管制センターはセウォル号に「急いで乗客に救命胴衣を着せ、緊急避難指示を出すように」との指示を出した。しかし、セウォル号は緊急避難指示を出さなかったばかりか、乗客に対して「船内は比較的安全なため、動かないでください」との指示を出していた。その後、珍島海上交通管制センターは「乗客は避難しましたか?」と確認したが、セウォル号は「避難したい人は避難している」と答えたという。
報道は、「事故発生後のセウォル号と管制センターとのやり取りは31分にも及んだ。これは、船長には乗客を避難させられる十分な時間があったことを示している。しかし、船長は乗客を見捨てたばかりか、自身が最初に船から避難していた」と指摘。「事故発生当時、管制センターと連絡を取っていたのが船長ではなかったことに、世論は震撼している」とした。(翻訳・編集/北田)
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