CRI online 2021年1月22日(金) 17時50分
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中国石油大手の中国石油化工は21日、タリム盆地の順北油ガス田の原油の地質埋蔵量が2020年末までに1億3000万トンを超え、生産能力100万トンという建設目標を達成したと発表しました。
中国石油大手の中国石油化工(シノペック)は21日、タリム盆地の順北油ガス田の原油の地質埋蔵量が2020年末までに1億3000万トンを超え、生産能力100万トンという建設目標を達成したと発表しました。
順北油ガス田は新疆タリム盆地のタクラマカン砂漠の北縁に位置し、埋蔵深度は平均7300メートルで、最も深いところでは8600メートルを超えています。2016年8月に重大な商業的発見が発表されてから、順北油ガス田の埋蔵量と生産量は共に拡大し、2020年の原油生産量は前年比28.9%増の97万7000トン、ガス生産量は31.7%増の3億4900万立方メートルに達しました。なお、2020年の中国の原油、天然ガスの生産量の伸びはそれぞれ1.6%と9.8%でした。
2017年、油ガス田「順北評1井」の掘削深度は8430メートルに達し、当時のアジアの陸上油ガス田の最深記録を更新しました。続いて2018年、「順北蓬1井」の掘削深度は8450メートルを記録しました。2020年10月、「順北53-2 H井」の掘削深度はチョモランマ峰の標高に相当する8874.4 メートルに達しました。(提供/CRI)
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