2014年4月21日、環球時報によると、韓国南西部沖で起きた旅客船「セウォル号」の沈没事故について、船長の道徳心や職業倫理の欠如を批判する報道が国内外で相次いでいる。

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救助船やヘリコプターが到着したにもかかわらず、イ・ジュンソク船長が避難命令を出さなかったことについて、複数の韓国メディアは「人災の可能性が大きくなった」と指摘した。

海外メディアも船長を「悪魔」と表現し強く批判。海難事故に詳しい専門家も、乗客を救助せず船を捨てた船長の行為を「驚くべきこと」と批判した。米国の退役海軍少将も「船舶事故を指揮した経験を持つ者なら、耐え難く恥ずべき行為だと感じる」と非難した。

日本メディアも「船長は乗客を捨てて脱出した。職業倫理の欠如が招いた悲劇だ」と批判した。（翻訳・編集/NY）