2014年4月21日、韓国・聯合ニュースによると、米国のオバマ大統領は25〜26日の訪韓期間中、韓国の朴槿恵（パク・クネ）大統領と2回の会談を行う。これまで旅客船セウォル号沈没事故の対応に尽力してきた朴大統領も、先週末から米韓首脳会談に向け準備を始めているという。環球時報（電子版）が伝えた。

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ローズ米大統領副補佐官（戦略広報担当）は記者会見で、「オバマ大統領は25日に韓国に到着し、まずソウル特別市龍山区にある戦争記念館で献花を行う予定だ」と述べた。

続いて、オバマ大統領は景福宮に移動して韓国文化を体験し、その後朴大統領と首脳会談を行う。両首脳は北朝鮮の挑発的行為に対し、米韓両国が強固な協力関係を保持することを再度表明するという。ライス米大統領補佐官（国家安全保障担当）は、「オバマ大統領の日韓訪問をきっかけに、日米韓3カ国の安全協力を推進していく」と述べた。

また、経済分野について両首脳は、米韓自由貿易協定（FTA）をバランスよく履行するための方案を協議する。両首脳は会談後、共同記者会見を開き、その後再び夕食を兼ねた会談を行う。オバマ大統領は26日、商工業界の要人らと会い、経済面の未解決問題について説明を行う。そして最後に米韓連合軍司令部を訪問し、安全保障の現状についての説明を聞いた後、龍山基地で米軍兵士に対し簡単なスピーチを行い、その後次の訪問国であるマレーシアに出発する。

韓国総統府と政府の関係者によると、両首脳は記者会見で北朝鮮の挑発的行為は容認できないとする強い意志を表明する方針だという。（翻訳・編集/藤）