人民網日本語版 2021年1月29日(金) 10時0分
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情報通信管理局局長の趙志国氏は、中国で2020年新設された5G基地局は60万カ所以上に上り、すべての地級市(省と県の中間にある行政単位)以上都市の5Gネットワークフルカバーを実現したと発表した。
中国工業・情報化部報道官を務める情報通信管理局局長の趙志国(ジャオ・ジーグオ)氏は北京市で26日、中国で2020年新設された5G基地局は60万カ所以上に上り、すべての地級市(省と県の中間にある行政単位)以上都市の5Gネットワークフルカバーを実現したと発表した。中国新聞網が伝えた。
趙氏によると、中国は20年、5G商用化発展で着実に一歩を踏み出した。5G端末接続数が2億台を突破し、複数の業界が5G商用化がもたらす重要なチャンスをつかみ、産業デジタル化のペースを上げた。5G+インダストリアルインターネットプロジェクトが1100件を超え、5G+遠隔立会診察が19省(区・市)の60軒以上の病院で使用された。5G+自動運転、5G+スマートグリッド、5G+遠隔教育などの新スタイル・新業態が次々と登場した。
21年の5G発展の取り組みの重点について趙氏は、「ネットワークのカバー能力を高める。適度に先を行くという原則に基づき、5Gネットワーク建設・配置を引き続き深める。今年は60万カ所の5G基地局の新設を予定している。地級市以上都市の深いカバーを実現した上で、条件を備える県・鎮への拡大のペースを上げる。地方政府の5Gネットワーク建設への支持拡大を誘導し、5G基地局の設置先や電力使用などの関連政策をさらに実行に移す。5Gバーチャルプライベートネットワークなど複数の手段の推進を通じ、需要に基づき工業、エネルギー、交通、医療、教育などの重点分野のネットワーク建設に取り組む。より広範囲の、より多層的な5Gネットワークのカバーを実現する」と述べた。
趙氏によると、応用革新能力の向上の面では、中国は5G+拡張現実(AR)、5G+仮想現実(VR)、没入型ゲームなどの新興消費スタイルを形成する。5Gのヘルスケア、介護、家事代行などの生活サービスへの融合を促進する。5G技術による従来の業界のネットワークの改造を加速する。生産フローを最適化し、遠隔操作、品質検査、スマート物流などの典型的なシーンを構築する。企業のコスト削減・質向上・収益増を支え、グリーンで省エネな発展の実現を後押しする。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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