Record China 2021年1月28日(木) 19時20分
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27日、観察者網は、中国の駐韓大使が韓国メディアのインタビューに応じ、米中間で板挟みとなっている韓国の行動に期待を示したことを報じた。
2021年1月27日、観察者網は、中国の駐韓大使が韓国メディアのインタビューに応じ、米中間で板挟みとなっている韓国の行動に期待を示したことを報じた。
記事は、韓国・毎日経済新聞が25日に邢海明(シン・ハイミン)駐韓大使へのインタビュー記事を掲載したと紹介。インタビューの中で邢大使がポストコロナ時代の中韓関係や米中関係などの質問に回答したと伝えた。
「韓国が米中間で『サンドイッチ』状態になっており、両国が韓国に対し自分側につけと求めれば韓国は非常に難しい選択を求められることになるが、中国大使としてどう思うか」との質問に対し、邢大使は「米韓は同盟であり、中韓は重要な隣国、戦略的パートナー。韓国にとって米韓関係も中韓関係も大切であり、なおかつ両者は必ずしも矛盾しない」とした上で、「韓国が自国および自国民の根本的な利益を出発点として長期的な視野を持ち、米韓、中韓という2組の関係を適切に処理する智慧があると信じている」と期待を寄せた。
また、年内に習近平(シー・ジンピン)国家主席が訪韓する可能性については「習主席の訪韓は両国関係にとって非常に大きなトピックであり、韓国の皆さんが熱望しているとともに、私や大使館のすべての同僚も首を長くして待っている」と語った。
そして、中韓両国政府高官による密接な意思疎通の中で、韓国を「コロナ後」に習主席の訪問先として優先的に検討する国としていることを繰り返し強調してきたとする一方、実際に訪問が実現するタイミングについては「感染状況を見る必要があり、感染が拡大している現状では先を予測することは難しい」と述べた。(翻訳・編集/川尻)
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