Record China 2021年1月28日(木) 18時40分
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多維新聞は28日、中国各地で新型コロナウイルス感染症感染者の再陽性事例が報告されているが、その主な原因は「PCR検査での偽陰性」または「再感染」というのが専門家の多数意見だと報じている。写真は深セン。
米国の中国語ニュースサイトの多維新聞は28日、「中国各地で新型コロナウイルス感染症感染者の再陽性事例が報告されている」とした上で、「その主な原因は『PCR検査での偽陰性』または『再感染』というのが専門家の多数意見だ」と報じている。
記事は、「中国メディアの中国新聞網の28日付報道によると、中国では1月に入り、新型コロナウイルス感染症感染者の再陽性事例が少なくとも7つの地区で計40例近く報告されている」とした。
その上で、こうした状況について、中国人民解放軍総医院呼吸科の劉又寧(リウ・ヨウニン)氏が、再陽性は大きく「患者が短時間内に再陽性化した場合、多くは陰性確認時の偽陰性」と「ウイルスにまた新たに感染した再感染」の場合が考えられるとの見方を示していると伝えた。
そして、香港で昨年8月、世界で初めてとなる新型コロナウイルスの再感染が確認された患者は、初回と2回目には142日の間隔があり、全遺伝情報(ゲノム)を比較解析した結果、2つのゲノムは全く異なるものだったことや、中国工程院の院士で天津中医薬大学学長の張伯礼(ジャン・ボーリー)氏が、中国中央テレビ(CCTV)のインタビューで、再び陽性反応が出た患者の割合は高くなく約5%以下であると述べたことなどを伝えている(翻訳・編集/柳川)
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