2014年4月22日、環球時報によると、顔を整形したことによって出入国審査に時間がかかる現状を改善するため、韓国の医療機関が「整形証明書」を発行することが決まったという。

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韓国は世界的な「整形大国」で、整形手術の技術レベルも高く、世界各地から多くの人が訪れている。統計では、2011年に美容整形のため韓国を訪れた観光客は約2500人だったが、2013年には2万5176人にまで増加している。

しかし、整形によって容姿が大きく変わることで出入国審査に不安を感じる人が増えているだけでなく、実際に審査に時間がかかってしまう例も少なくない。通常なら旅客の出国審査は45秒程度で完了するが、あまりに容姿が変わった人の場合は審査に何倍もの時間がかかることもしばしばあるという。

この問題を解決するため、韓国の美容整形医院は「整形証明書」を発行することを決めた。証明書には患者のパスポート番号や滞在期間、医療機関の名称、住所が記され、医療機関の印鑑がある。この証明書が審査の手間を軽減すると期待されているという。（翻訳・編集/岡田）