CRI時評 2021年1月29日(金) 13時45分
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中国の習近平国家主席はオンラインで出席した世界経済フォーラム「ダボス・アジェンダ」で特別スピーチを行った。
「21世紀の多国間主義は原則の上に立った未来志向なものでなければならない。グローバルなガバナンス体系は広範な協議を経て、コンセンサスを得た上で改革され、改善される」先日、中国の習近平国家主席はオンラインで出席した世界経済フォーラム(WEF)「ダボス・アジェンダ」で特別スピーチを行い、多国間主義の精神でグローバルなガバナンスルールを改善するという原則的な見解を詳細に説明した。
「国際社会はどのようなガバナンスルールを必要としているのか」という根本的な問題について、習近平主席は「国際的な法治を励行し、国連を中核とした国際体系、国際法を基礎とした国際秩序を揺るぎなく擁護しなければならない」「国際社会は各国が合意したルールとコンセンサスによって管理されるべきであり、一国あるいはいくつかの国が命令を下すべきではない」と明確に指摘した。
南北間の発展ギャップ拡大をどのように解決するかという一般的な懸念について、習近平主席は国際社会が発展途上国の発展に必要な支援を提供し、発展途上国が正当に発展する権利と利益を保障し、すべての人々が発展のチャンスと果実を共有できるようにすべきだと提案した。
それとともに、公衆衛生、気候変動などグローバルガバナンス上の焦点となる議題について、習近平主席は世界保健機関(WHO)が力を発揮し、グローバルなデジタルガバナンスルールの策定を検討し、「パリ協定」を実行することなどを強調するとともに、中国が炭素排出のピークアウトとカーボンニュートラルの目標実現に努力することを再度約束した。これらの現実的な提案と行動はグローバルガバナンスの不足を補うことを目指している。
もちろん、現在の国際秩序には数多くの根深い課題が存在し、グローバルガバナンスの改善は一朝一夕にして成ることではない。各当事者が多国間主義を堅持し、広く協議し、コンセンサスを得ることによってこそ、グローバルガバナンスの体系をより公平で合理的な方向にまい進させることができる。この過程で、中国はより積極的に参画し、人類のさらに美しい将来を生み出すためにあるべき貢献をしていくことになるだろう。(CRI論説員)
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