大学入試中、保護者が「人間の壁」で道路を封鎖―山東省青島市

Record China    2007年6月9日(土) 17時54分

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2007年6月8日午後2時50分、山東省青島市の青島十五中学で大学入試のリスニング試験が行われていたまさにその時、受験会場の外では受験生の保護者たちが「人間の壁」をつくり、道路を封鎖していた。

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2007年6月8日午後2時50分、山東省青島市の青島十五中学で大学入試が行われていたまさにその時、受験会場の外では受験生の保護者たちが「人間の壁」をつくり、道路を封鎖していた。

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保護者たちがなぜこのような行為に出たのかというと、すべては子どもの入試のため。道路を走行する車の騒音がリスニング試験に影響するのを恐れ、勝手に道路を封鎖していたのだ。***

昨年も同様の事件があったため、今年は警察が学校付近の道路を片側のみ一時封鎖する措置を取っていた。しかし、それでも騒音を感じた学生が試験監督から保護者に電話するよう頼み、連絡を受けた保護者がもう一方の道路を封鎖し、全面封鎖となってしまった。

保護者のこの行動に市民からは不満の声も多く出ている。通行止めをくらったバスの乗客は「大学入試だからといって他人の生活や仕事のジャマをするべきではない」と言い、保護者は「12年間の学習生活のラストスパートなのだから仕方ない」と言い返し、両者の間で激しい言い争いが起こっていた。(翻訳・編集/藤野)

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