Record China 2021年2月1日(月) 12時30分
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中国の新型コロナウイルス検査方法で、従来の喉や鼻から検体を採取する方法に加えて、一部の地域で肛門に綿棒を差し込む方法が導入されたとして話題になっている。
中国メディアによると、これに関連し、中国の動画配信サイトで「検査後ペンギン歩きをする石家荘の市民」などとする動画が拡散し、市当局が「デマだ」と打ち消す声明を出す事態も起きているようだ。
河北省の省都・石家荘市では今年に入り感染者が増え、都市を封鎖する措置が取られていた。
動画の拡散を受け、石家荘のインターネット通報センターは31日、SNS微博(ウェイボー)への投稿で、ネット上で拡散した情報は「物事の内容をすり替えたデマだ」と指摘。「市の衛生健康当局やコロナ治療専門家チームの医師に確認を取った」とした上で、「石家荘では今年の流行発生以来、各社区(コミュニティー)ではすべて喉または鼻から検体を採取しており、肛門から採取したことは一度もない。肛門から検体を採取する方法は、入院中かつ下痢の症状がある新型コロナウイルス感染症患者に対してのみ行われており、肛門から検体採取後も明らかな不調はみられない」としている。(翻訳・編集/柳川)
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