中国版ツイッター・微博（ウェイボー）で2日、日本人と中国人の違いについての投稿が注目を集めた。

日本の情報を中心に発信するアカウントは「不思議な現象」として、「世界で何かが発生すると、日本人はみんな中国が裏で糸を引いていると考える。しかし、日本が何かをすると、中国人はみんな米国が日本にやらせている、米国が裏で糸を引いているだけ、と考える。中国人って友好的だね」とつづっている。

この投稿に、他のネットユーザーからは「なぜか、中国は悪の元凶はアメリカと考え、日本は悪の元凶は中国と考えている」「たぶんだけど、日本人は中国人には本当に支配する力があると思っているが、中国人は日本人をアメリカ人のものとしか考えていないからじゃないか」「中国の実力が日本を超えたから、日本を相手にしなくなっただけ」「中国は独立国家だけど、日本は米国の植民地だから」「だから、国際的には真の独立国は中国、米国、ロシアだけなんだよ」といったコメントが寄せられた。

また、「日本は普段は表立って悪意のあることはせず、いつも陰でやる。そして悪意があることをする時はいつも米国がかんでいる」「主観抜きでいえば、日本の問題の根源は確かに米国にある。だが、これは日本が責任を負わなくていいということにはならない。きっちりたたいて、どちらに付くべきか教えなければ。今のオーストラリアのように」といった感想を残すユーザーもいた。

このほか、「（日本の）アニメの力」という意見や、「これは逆に相手の力を認めているという点で日本人の方が『友好的』なのでは？」との意見も見られた。（翻訳・編集/北田）