Record China 2021年2月7日(日) 23時20分
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4日、中国新聞週刊は、四川省で幼女に7度性的暴行を加えた60代の男が、自首したことを理由に寛大な判決を受けたことで、世論や専門家の間で議論が起こっていると報じた。
2021年2月4日、中国新聞週刊は、四川省で幼女に7度にわたって性的暴行を加えた60代の男が、自首したことを理由に寛大な判決を受けたことで、世論や専門家の間で議論が起こっていると報じた。
記事は、「近ごろ、ある刑事判決書が議論を呼んでいる」とし、四川省に住む60代の男が12歳未満の幼女に対し7度性的暴行を加えた裁判で、裁判官が男に懲役7年10カ月の判決を言い渡したことを伝えた。
男は昨年8~10月にかけて自宅の寝室や浴室、幼女の自宅のリビングなどで計7回にわたり性的暴行を加えた。幼女がその後、両親に連れられて成都市の病院で検査を受けたところ外陰潰瘍などと診断され、主治医が警察に通報。男は逮捕、起訴されたという。
先日開かれた裁判で、裁判官は「再三にわたり幼女に性的暴行を加えた罪は重いが、被告が自首し、偽りなく供述を行ったうえ、被告の家族が被害者の家族に賠償金を支払ったことなどを酌量すれば、減刑が相応」との判断を下し、懲役7年10カ月の判決となった。
記事は、かねてより「自首と量刑」を巡る問題がたびたび議論となっており、今回の判例によりその議論が再燃したと紹介。今回は専門家の間でも「以前の判例に比べて合理的に見える」「犯行の悪質性が置き去りになっている」など、意見が分かれているとした。
この件について中国のネットユーザーは「刑が軽すぎる」「刑務所から出すべきではない」「不条理だ。死刑にすべき」「幼女を暴行しても自主して反省を示せば減刑されるという先例をつくってしまうことになる」「最低でも化学的去勢を行うべき」「被告が60代ってことも考えられてるのかもしれない。7年過ぎたら70歳くらいだし」といったコメントを残している。刑が軽いとの認識を示すユーザーのほうが多いようだ。(翻訳・編集/川尻)
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