Record China 2021年2月8日(月) 6時20分
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6日、毎日経済新聞は、中国発のコーヒーチェーン・ラッキンコーヒーが米国で破産申請を行ったと報じた。資料写真。
2021年2月6日、毎日経済新聞は、中国発のコーヒーチェーン・ラッキンコーヒー(瑞幸珈琲)が米国で破産申請を行ったと報じた。
記事は、同社が5日に公式サイト上で破産申請を行っており、現在利害関係者とともに会社の財務再建に向けて協議を行っているとする公告を発表したことを紹介。一方で、破産申請による日常の運営への大きな影響はなく、すべての店舗を引き続き通常営業し、サプライヤーや従業員への支払いも継続するとしたことを伝えた。
また、破産申請について同社が中国版ツイッター・微博上で「どうか騒がないでください。実はこれはラッキンが再生するために新たな一歩を踏み出したというグッドニュースなのです」とし、引き続き消費者に高品質で高コスパな製品とサービスを提供する意向を示したと紹介している。
その上で、米国の株式市場に詳しい北京の法律事務所の弁護士が「米国の破産申請には清算破産申請と再建破産申請の2種類があり、ラッキンが今回提出したのは後者である」と解説し、今後の経営が適切な物であれば、会社が再建プランに基づき債権者との間で和解する道が残されていると説明したことを伝えた。
記事は、飛ぶ鳥を落とす勢いで2019年に米株式市場に上場した同社が昨年4月に不正会計事件を引き起こし、6月末にはナスダックから上場廃止通告を受けて取り引きを停止するスキャンダルを引き起こしていたと紹介。さらに、先月には不正事件後に就任した郭謹一(グオ・ジンイー)CEOに対し、幹部が連名で罷免要求を出したとしている。(翻訳・編集/川尻)
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