Record China 2021年2月15日(月) 20時0分
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中国のニュースサイト・観察者網に、13日から同国国営テレビで放送が始まった日本のアニメ「はたらく細胞」を紹介する記事が掲載された。
中国では今月13日から中国中央テレビ(CCTV-6)の映画チャンネルで「シーズン1」の中国語吹き替え版が放送されている。
記事は同作について、「清水茜さんの同盟漫画が原作。日本で人気の高い健康知識を扱った科学的なアニメである」「赤血球、白血球、血小板などのヒト細胞を擬人化し、病気を引き起こす可能性のあるさまざまな病原菌や人体の日常的な活動を説明している」と紹介した。
また、「最も特徴的なこと」として、それぞれの細胞のキャラ設定を挙げ、「例えば赤血球は天然ボケの萌えっ娘、白血球は厳しくて口数が少ない男性警備員、血小板は無邪気で活発な子どもたちだ」と説明。「難解な人体の免疫システムについての知識を生き生きとしたイメージに変えたことで、日本では子どもから大人までさまざまな世代に人気で、厚生労働省の宣伝にも使われている」と伝えた。
さらに、「中国でもこの作品の評価は非常に高い」とし、2018年7月に中国の動画プラットフォーム・ビリビリ(bilibili)で独占放送が開始されてからこれまでに累計2億回再生され、6万8000人余りが評価し、10点満点中9.6点という数字を記録していることを伝えた。なお、スピンオフ作品の「はたらく細胞BLACK」は2万2000人余りが評価し、9.8点という驚異的な数字を記録している。
CCTV-6は、1月23日に「はたらく細胞」の放送を「春節(旧正月。今年は2月12日)のサプライズ」として発表。「子どもから大人まで自分(の体)への理解を深め、新型コロナウイルス流行期に自分を守る意識と能力を高めてほしい」と期待を寄せた。
記事は、今回放送された吹き替え版を「違和感はほとんどない」と評価。面白いだけでなく知識の向上にもつながり、春節の休暇中に子どもと一緒に見るのにうってつけの作品で、ネットユーザーからは「起きた!子どもと一緒に見よう」「ママが『はたらく細胞』を見ながらメモを取ってる」「保護者のチャットグループでみんなにお勧めしようっと」「日本語版を見たことがあるけど、本当にキャラがかわいいし、勉強にもなる」といった声が上がっていると伝えている。(翻訳・編集/北田)
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