Record China 2021年2月19日(金) 6時30分
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15日、新浪財経は、「日本人と韓国人の所得は欧米諸国に引けを取らないのに、どうして幸福ではないのか」とする記事を掲載した。写真は銀座。
2021年2月15日、新浪財経は、「日本人と韓国人の所得は欧米諸国に引けを取らないのに、どうして幸福ではないのか」とする記事を掲載した。
記事は、2019年に日本の国内総生産(GDP)が561兆3000億円の世界3位で、英国、フランス、ドイツなどの伝統的な大国よりも高いと紹介。韓国のGDPも世界で12番目であり、オランダ、スイスなど欧州の先進国をリードしていると伝えた。
一方で、生活の質という点で日韓両国と欧米の先進国を比べてみると、まったく異なる状況が見えてくると指摘。国連が2012年より毎年発表している「世界幸福指数」の最新版では世界153カ国・地域における幸福度が韓国は61位、日本は62位となったのに対し、英・仏・独は10~30位に、そしてフィンランド、デンマーク、スイスといった北欧諸国がトップ5を占める結果になったと紹介している。
その上で、幸福度ランキングからは「日韓両国の疲弊が見えてくる」とし、経済を強くするために社会の活力や幸福が犠牲になっていると分析。欧米諸国では働く人の多くが仕事をあくまで「生活上のスパイス」として考え、明るいうちに仕事を終えて悠々とわが家に帰るのに対し、日韓両国の職場では残業が横行し、激しい消耗が発生しており、労働者たちは満員電車に押しつぶされながら通勤しているのだと伝えた。
記事は、欧米諸国と日韓両国の間に存在する働き方の差について、長きにわたり欧米諸国に後れをとってきた日韓両国には「労働時間を増やして欧米に追い付かなければならない」という考え方が根付いてしまっていると指摘。それ故に、多くの人が個人の生活、趣味、さらには命さえも犠牲にしてしまっているのだと論じている。(翻訳・編集/川尻)
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