日本で製造された製品の韓国内販売を中止、韓国の大手化粧品メーカーが消費者の反発に白旗

Record China    2021年2月17日(水) 14時20分

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16日、韓国・ニュース1は、韓国の大手化粧品メーカー・LG生活健康が日本で製造した一部製品の韓国内販売を中止したと伝えた。

2020年2月16日、韓国・ニュース1は、韓国の大手化粧品メーカー・LG生活健康が日本で製造した一部製品の韓国内販売を中止したと伝えた。

記事によると、LG生活健康は今月9日から、日本で製造する「フィジオゲルDMTボディローション400ml」の韓国内での販売を中止した。今後はタイ工場で生産した製品のみを国内で流通・販売するという。

同製品は韓国化粧品業界のベストセラーになった製品の一つで、LG生活健康が昨年6月に欧州の化粧品ブランド「フィジオゲル」のアジア・北米事業権を取得した後、オンラインで販売していた。

しかし、LG生活健康が今年1月から既存のタイ工場ではなく日本の子会社が買収した埼玉工場で製品を生産することにし、波紋を呼ぶことに。韓国では日本製品の不買運動が続いている上、今月13日に発生した大地震によりさらに懸念が高まったという。

関係者は「(日本の製造施設は)医薬品製造品質管理基準と医薬部外品認証を受けた安全な生産施設」とした上で、今回の措置について「消費者の懸念と要求を反映して販売中止を決定した」と話しているという。

これを受け、韓国のネット上では「ガーン。日本で製造してたとは知らなかった」「好きだったのにショック」と驚く声が上がっている。

今回の措置については「さすがLG」「損得はしっかり計算すべき。よくやったと思う」と肯定的な意見が多く、「今後も不買運動を続けていこう」と意気込むユーザーも多く見られた。(翻訳・編集/松村)

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