Record China 2021年2月17日(水) 23時20分
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中国で大ヒット公開中の映画「唐人街探案3」(僕はチャイナタウンの名探偵3)について、日本人キャストの出演料が、合算しても主演俳優の5分の1に満たないと話題を集めている。
話題作の公開が集中する春節(旧正月)シーズンで現在、興収ランキング1位を独走しているのが、人気シリーズ第三弾となる「唐人街探案3」。今月16日には興行収入が30億元(約490億円)を突破した。
日本でロケが行われた同作には、前作から引き続き妻夫木聡が出演しているほか、鈴木保奈美、三浦友和、長澤まさみといった中国でも知名度の高い俳優や、浅野忠信、染谷将太、橋本マナミら日本人キャストが多数出演している。
これほど多くの日本人俳優が中国映画に出演するのは初めてだが、このほど中国版ツイッター・微博(ウェイボー)上で、2018年に日本のメディアが報じたテレビドラマ界の出演料ランキングが登場。ここにはトップスターで1話につき350万円と記されているが、その安さがネットユーザーを驚かせている。
もしこのランキングをベースに、「唐人街探案3」の日本人キャストのレベルと照らし合わせた場合、全員の出演料を合算しても、同作の主演俳優ワン・バオチアン(王宝強)の出演料の5分の1にも満たないのではないかと話題に。中国でも知名度の高い俳優を安く招いたチェン・スーチョン(陳思誠)監督に、「目の付けどころがいい」などといった声も上がっている。
ただし多くのネットユーザーが、日本人キャストには中国の基準で出演料が支払われているのは分かりきったことだと指摘。中国映画界の高額出演料について、「ハリウッドや日本からの出演が相次ぐのは当然の成り行き」「外国から優秀な俳優が出演し、映画界に新たな風を吹き込むのはいいことだ」といった声が上がる一方、日本での出演料の安さに改めて驚く人も多数となっている。(Mathilda)
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