今いるところで年越し、活況を呈した一線・二線都市―中国

人民網日本語版    2021年2月22日(月) 15時50分

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今いるところで春節を過ごしても、正月ムードが薄れることはない。これまでは春節になると人が少なくなりひっそりしていた一線・二線都市だが、今年はこれまでと違う情景が出現した。写真は寧波博物館。

今いるところで春節(旧正月、今年は2月12日)を過ごしても、正月ムードが薄れることはない。これまでは春節になると人が少なくなりひっそりしていた一線・二線都市だが、今年はこれまでと違う情景が出現した。地図サービスの高徳地図がまとめたタクシーに関するデータによると、春節連休期間(2月12-15日)には、一線・二線都市のタクシーの稼働率が前年同期より6倍増加した。新華社が伝えた。

データをみると、高徳を通じて行われたホテル予約のうち、地元のホテル予約が前年同期比37.3%増加し、一線・二線都市の観光地や商業施設などの関連エリアでは1日あたりの検索件数が同391%増加した。

秩序ある新型コロナウイルス感染症対策や途切れることのない自動車の流れにより、丑年の春節の一線・二線都市は活気にあふれていた。データによると、春節期間に高徳のナビゲーション経由でレストランや軽食を扱う店に行き、共同購入をした人の売上高が、普段よりも82.5%増加した。高徳を通じた映画入場券の売り上げは普段の約20倍に増加した。レジャー・娯楽消費のうち、スパ・(韓国式)サウナ、足つぼマッサージ、カラオケなどは特に人気で、うちカラオケの売り上げは普段に比べて104%増加した。高徳地図で電気自動車(EV)の充電スタンドを探した人は同315%増加し、新エネルギー自動車の発展によって移動がますますエコロジー化した。

高徳地図のビッグデータでは、2月10-11日(旧暦の12月29-30日にあたる)には、国内の空港と駅へ移動した人が4割近く減少した。一方で、2月12-15日(旧暦1月1-4日)に移動した人の数は同162%増加したが、1人あたりの平均移動距離は逆に3割短縮し、短距離の移動を選んだ人が多いことがわかる。

今いるところで年越しの呼びかけの下、2月11-15日には、全国の自家用車で現在の居住地以外の都市へ出かけた人の割合が19年に比べても20年に比べても目に見えて減少し、19年は29%、20年は31%だったのが、21年は20%に減少した。ここから8割の人々の活動範囲が現在の居住地にとどまったことがわかる。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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