Record China 2021年2月27日(土) 7時0分
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24日、韓国・マネートゥデイは、中国メーカー「OPPO」が公式イベントの場で「ローラブルフォンの新製品を見せつけた」と報じた。写真はOPPOのローラブルフォン。
2021年2月24日、韓国・マネートゥデイは、中国メーカー「OPPO」が公式イベントの場で「ローラブルフォン(巻き取り式スマホ)の新製品を見せつけた」とし、「世界初の称号は結局、中国が手にするのだろうか」と懸念を伝えている。
OPPOは現地時間23日に行われた「MWC上海」で、スマートフォンが空中に浮いている状態でも充電ができる「ワイヤレスエアチャージ」技術を公開した。
しかし記事は「ここで目を引いたのは、充電器よりもローラブルフォンの『OPPO 2021』だった」とし、「同製品は昨年に電撃公開されたもので、側面のボタンを押すと画面が6.7インチから7.4インチに広がり、その大きさに合わせて視聴中の映像や使用中のアプリの画面も自動で調整される」と説明している。画面が均等に巻き取られるよう「ワープトラック」や「2in1プレート」など多様な独自技術が使われているという。
同製品の商用化の時期は未定となっているが、記事は「今回のイベントを含め、OPPOは最近SNSで活発に同製品をPRしており、発売される日も近いとみられる」と予想。また「OPPOは昨年の世界のスマホ市場でシェア8%を記録し5位になった『隠れた強者』だ」と説明している。
一方、「世界初のローラブルフォン」の発売が期待されていた韓国のLG電子は現在、スマートフォン事業の見直しを行っており、発売されるかは不透明な状況となっている。LG電子は「ローラブルフォンの開発は続けている」との立場を示しているものの、業界では「事実上の撤収」とみられているという。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは「どうしよう、中国がすぐそこまで来ている(泣)。LGに頑張ってほしい」「正直、折り畳み式より魅力的」「サムスンは何をしているのか」など焦る声が寄せられている。
一方で「それでもメイドインチャイナは買わない」「世界初であることより出来栄えとソフトウェアが大事」「韓国は世界初の『質の高いローラブルフォン』とつくればいい」と主張する声や、「LGの技術が流出したのではないか?」と疑う声も。
OPPOの製品については「分厚過ぎない?」「映像を見る限りではよくできているね」など賛否両論が上がっている。(翻訳・編集/堂本)
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